そんなときどうしたらいいの?
本記事の内容
今回は「就活がばかばかしい・就活が馬鹿らしい」といった思いを抱いているあなたのために、そんなときの対処法をお伝えします。
就活でばかばかしいと感じてしまう場面はいくつもあると思います。
就活がばかばかしいと感じてしまうと、就活に対する活力が低下してしまい、あなたの魅力が半減してしまうので、この記事を読んで改善していきましょう。
目次(クリックできるよ!)
- 就活は本当にばかばかしいのか
- 就活がばかばかしい理由15選
- 就活がばかばかしい理由1:みんな同じことをしている
- 就活がばかばかしい理由2:結果と努力が見合わない
- 就活がばかばかしい理由3:個性が失われる服装
- 就活がばかばかしい理由4:特に意味のない企業説明会
- 就活がばかばかしい理由5:落ちたらほとんど意味のない企業研究
- 就活がばかばかしい理由6:新卒にしかない盛られたガクチカ
- 就活がばかばかしい理由7:ガクチカと似ている自己PR
- 就活がばかばかしい理由8:本心は語れない志望動機
- 就活がばかばかしい理由9:希望職種になれるとは限らない
- 就活がばかばかしい理由10:学歴が採用に関係する
- 就活がばかばかしい理由11:いちいち提出しなければならない履歴書・ES
- 就活がばかばかしい理由12:嘘だらけ
- 就活がばかばかしい理由13:納得できない評価
- 就活がばかばかしい理由14:海外からばかばかしいと言われているから
- 就活がばかばかしい理由15:私もあなたも、みんなばかばかしいと思っている
- 就活はばかばかしいのになぜ改善されないのか
- 就活がばかばかしいと感じてしまったときの対処法3選
1.就活は本当にばかばかしいのか
あなたも、あなたの周りのほとんどの学生も、卒業後に就職して社会に進出するために就活に取り組みます。
しかし、就活をしていると、「なんだか就活ってばかばかしいなあ。」と感じてしまうことってありますよね。
結論から言ってしまいますが、はっきり言って、就活はばかばかしいです。
では、就活がばかばかしいのはなぜでしょうか?
その理由はたくさんありますので、1つずつ見ていきましょう。
2.就活がばかばかしい理由15選
就活がばかばかしい理由を挙げると、15個もありましたので、それぞれ解説していきますね。
就活がばかばかしい理由1:みんな同じことをしている
適性検査の対策から始め、自己分析をし、ガクチカを書き、業種・業界・職種研究をし、企業研究をし、志望動機と自己PRを書き、エントリーシートを書き、面接対策をする。
この就活の一連の流れを学生みんなが行っています。
あなたの世代だけではなく、全世代が同じことをしています。
「就活は義務ではない。やるかやらないかは自由だ。」と言われますが、それは始める時期が自由なだけで、ほとんどの学生が半ば強制的にやらなければならないし、やることは皆ほとんど同じなんです。
就活がばかばかしい理由2:結果と努力が見合わない
結果と努力が見合わないことで、就活に対してばかばかしく感じてしまうケースが一番多いと思います。
就活でしなければならないことは、大量にあります。
先ほど言った一連の流れのほかにも、インターンシップやOB訪問、企業説明会など、やらなければならないことは大量にあり、学業と並行して就活をするのには、かなりの努力が必要です。
それだけ努力しても、納得のいくかたちで就活を終えられるのはごく一部です。
学生と企業は平等な関係と言いながら、結局選ぶのは学生ではなく企業ですからね。
就活がばかばかしい理由3:個性が失われる服装
就活では、やることだけでなく、見た目も同じにします。
同じリクルートスーツを着て、就活に適した同じ髪型にして、就活に適した暗い髪色に染めなければなりません。
説明会で服装自由と書いておきながらも、それは本当に自由なわけではありません。
しかも、スーツや靴、カバンなど、就活に必要なアイテムをそろえるだけで、かなりの出費がかさみます。
せっかくアルバイトしてためたお金も、意味の分からない就活の風習のために消えていってしまいます。
就活がばかばかしい理由4:特に意味のない企業説明会
企業説明会で説明される内容は、ホームページを見ればわかることが大体です。
「これもう調べたから知ってるな…。」「時間の無駄だなぁ。」と思いながら、説明会に出席して感じる方も少なくないと思います。
でも、なぜかその企業の選考を受けるためには、企業説明会に出席することが必須だったりしますよね。
要するに、出席のためだけの企業説明会なんです。
就活がばかばかしい理由5:落ちたらほとんど意味のない企業研究
企業についてどれだけ調べて企業研究しても、選考に落ちてしまえば、それまでその企業のために費やしてきた時間がすべて無意味に感じてしまいます。
「その努力は無駄じゃないよ!いつか役に立つよ!」と、優しい言葉をかけられても、いつかじゃなくて今役に立ってほしい、実ってほしいんだよと思いますよね。
決して無駄なことではないのですが、どうしても無駄に感じてしまいますよね。
就活がばかばかしい理由6:新卒にしかない盛られたガクチカ
ガクチカってよく聞きますよね。
「学生時代に力を注いだこと」の略ですが、その内容のほとんどがバイトやサークル、ボランティア活動のことです。
そもそも、学生の本業は学業なので、本来ならガクチカは学業について語られることが自然な流れですが、なぜか就活では学業以外のガクチカを求められることがほとんどです。
なかには、ガクチカに書くことから逆算して行動する学生もいますが、ほとんどの学生が内容に着色して盛っているでしょう。
就活がばかばかしい理由7:ガクチカと似ている自己PR
「ガクチカと自己PRって何が違うの?」って思いません?
厳密にいうと違うんですが、内容はどうしても似通ってしまいますよね。
簡単に言うと、
- ガクチカ→仕事に対する取り組み方を見るため
- 自己PR→能力・スキル・人柄が企業にマッチしているか見るため
こうやって一つ一つの違いを理解することが、就活では求められます。
就活がばかばかしい理由8:本心は語れない志望動機
自己PRもそうですが、志望動機を考えるのも面倒くさいですよね。
大概の人の志望動機は、「給料が良い」「福利厚生が良い」「残業が少ない」「転勤がない」などの待遇面、要するにホワイトかどうかということがポイントで、その企業でのやりたいことや働くビジョンを明確にしている学生はごく少数です。
それなのにどの企業も必ず志望動機を問いかけてきます。
入社する企業は1社しかないのにもかかわらず、エントリーするすべての企業に対して思ってもいない志望動機を、いちいち書かなければなりません。
就活がばかばかしい理由9:希望職種になれるとは限らない
たとえ、やりたいことや働くビジョンを明確にして企業に入社しても、希望した職種に慣れるとは限りません。
日本の就活の採用の仕方としては「総合職」と「技術職」にわかれる程度で、海外のような細かい職種での採用は行っていません。
それにもかかわらず、面接では職種単位でのビジョンを求められます。
就活がばかばかしい理由10:学歴が採用に関係する
就活に学歴は関係ないというのは幻想です。
旧帝国大学、MARCHや関関同立といった、名の知れた大学の出身者かどうかだけで不採用になってしまうケースも少なくありません。
日本の古い固定観念を持ち続けている大手企業は、特にそういう傾向にあります。
また、学歴は関係ないと言っている企業も、適性検査を行っていますよね。
就活がばかばかしい理由11:いちいち提出しなければならない履歴書・ES
盛られたガクチカ、本心ではない志望動機等を記載したエントリーシートを、エントリーする企業一つ一つに対して作成しなければなりません。
しかも、エントリーシートの形式は企業によって異なり、記入が必要な項目も企業によって異なります。
名前や学歴、住所などの基本情報もその都度記入しなければなりません。
WordやExcelなどを用いたエントリーシートならいいものの、直筆を求められるエントリーシートではかなりの労力がかかってしまいます。
就活がばかばかしい理由12:嘘だらけ
就活は嘘だらけです。
「盛られたガクチカ」も「本音ではない志望動機」も、良い言い方をしているだけであって、本来は嘘と言うのが正しいです。
面接では人事も学生も嘘ばかりです。
「転勤は可能ですか?」と聞かれれば、「はい、可能です。」と答えますし、「弊社は第一志望ですか?」と聞かれれば、「はい、第一志望です。」と答えます。
良い言い方をすれば建前ですが、本来は嘘なんです。
学生は企業に媚びることがあたり前になっていますし、企業も学生が嘘をついていることがあたり前だと思っています。
就活がばかばかしい理由13:納得できない評価
就活はどれだけ努力しても、大半の方が選考で落とされてしまいます。
しかも、何で落とされたのか、その理由がわかることは一生ありません。
もちろん、「あの時のあれが原因だろうなぁ。」「もしかして、あれが良くなかったのかな。」と予想を立てることはできますが、それが正しいかどうか確認することはできません。
ときには完璧だったと思っても落とされてしまい、納得のいかないこともあるでしょう。
すごく褒められて、「是非弊社に来て一緒に働いてほしい。」とまで言われても、結果を見たら不採用と言うケースもよく聞きます。
また、ずっとのんきに遊んでいただけの友人が、自分より早くあっさり内定を貰っていたりもしますよね。
いくら採用担当の人事でも同じ人間です。
たった数時間の面接でその人の本質を見抜けるわけがありませんので、そのようなことはよくあります。
就活がばかばかしい理由14:海外からばかばかしいと言われている
日本の新卒採用は海外の人たちからすると理解できないとよく言われています。
そもそも海外では日本と違い、新卒にほとんど価値がなく、技術やスキルを身につけた即戦力が求められます。
採用の仕方としても、日本とは違い職種ごとの採用なので、日本のように学生が一斉に就活して就職するという風習はないんです。
就活がばかばかしい理由15:私もあなたも、みんなばかばかしいと思っている
私もあなたも、みんな日本の就活に対してばかばかしいと思っています。
就活に対してばかばかしいと感じているのは私たちだけではなく、企業側も同じように感じています。
3.就活はばかばかしいのになぜ改善されないのか
ここまで日本の就活がばかばかしい理由を説明しましたが、就活に対してばかばかしいと感じているのは採用する企業側も同じなのに、なぜ改善されないのでしょうか。
その理由は2つあります。
①なかなか今まで行われてきた制度(就活ルール)を変更するのは難しい
1つ目は、今まで当たり前に行われてきた制度を変えることはとても難しいということです。
就活に限らず、今まで当たり前だったものをいきなり変えていくのはとても難しいですよね。
就活の制度を変えるとなると、採用する企業側にかなりの労力がかかってしまいます。
すでに社会に出てそれがあたり前としてきた人たちからすると、社会全体で新しい制度を作り、取り入れていくことはとても非効率的なんです。
②就活を終えた後にも、就活の制度を変えたいと思っている人は少ない
2つ目は、就活を頑張り内定を貰って企業に就職した後に、日本の就活の制度を変えたいと思う人がごく僅かということです。
あなたが就活でとても苦労したとして、日本の就活の制度を変えたいと思うほどの熱量を入社後に感じるでしょうか。
むしろ、「就活にはかかわりたくない。」「あれだけ辛かったことをこれからの若者が経験しないのは不公平だ。ずるい。」なんて思う方が自然ではないでしょうか。
これらが、なかなか日本の就活が変わらない理由です。
ですが、時代の流れとともに、就活のルールも少しずつ変わろうとしてきています。
経団連が2021年以降の学生に対する就活ルールを廃止して、その主導を政府に引き継いだことは記憶に新しいと思います。
これからの日本の就活が良い方向に向くことを願いましょう。
4.就活がばかばかしいと感じてしまったときの対処法3選
変わらないことに対していつまでも嘆いているのは、時間がもったいないので、就活がばかばかしいと感じてしまったときどうすれば良いのか、対処法をお伝えします。
就活がばかばかしいと感じてしまったときの対処法1:リフレッシュする
就活をばかばかしいと感じてしまうと、どうしても気分は落ち込んでいってしまいますよね。
そんな時は気分転換して、一時的に就活のことを忘れてしまうことが大切です。
リフレッシュして、心を落ち着かせることで就活に対するモチベーションを回復させましょう。
リフレッシュすることで、モチベーションだけでなく、パフォーマンスも向上しますよ。
就活がばかばかしいと感じてしまったときの対処法2:就活エージェントや逆スカウトを活用して早く終わらせる
私もこれらを利用して内定を獲得しました。
就活エージェントの元には様々な求人が集まり、それらの中からあなたに適した企業を紹介してくれます。
なかには一般公開されていない特別な求人もあります。
さらに、ES・履歴書の添削や自己分析の手助け、エントリーの代行や面接対策まで、すべてを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
どんなに些細な悩みにでも親身になって相談にのってくれますので、「就活を始めたいけど何をしていいかわからない。」という場合でも全く問題ありません。
そんな、めちゃくちゃ便利な就活エージェントですが、実は世の中には多数の就活エージェント企業が存在します。
そこで、どの就活エージェントを選んだらいいかわからないあなたのために、あなたに最適な就活エージェントの選び方についての記事を作成しました。
ちなみにですが、この記事を完成させるために約半年の月日を要しました。(笑)
ただでさえ就活では時間がないので、エージェント選びで苦戦していては本末転倒ですからね。
ぜひ活用してください。
あなたの就活の力になれることを心から願っています。
また、「OfferBox」に登録して、逆オファーを待ち、逆オファーのあった企業についてだけ調べるという方法もありですね。
就活がばかばかしいと感じてしまったときの対処法3:就活を早めに始め、早めに終わらせる
まだ就活が始まっていない場合、早くに動き出すことで、早く就活を終わらせることもできます。
そうすればばかばかしく感じる時間を最小限にすることができます。
この場合も、「キャリアチケット」と「OfferBox」を利用することをおすすめします。
ご愛読ありがとうございました。